乳輪アートメイクの施術例をご紹介します。
S様は元は女性。
今は戸籍も男性として暮らしていらっしゃる、30歳のGID(性同一性障害)の方です。
性別適合手術(SRS)のひとつとして、都内某病院で両乳房切除したのが2年前。
その際に乳輪・乳頭も無くなってしまったのですが、乳頭のみ同時移植して、現在は小さい乳首が残っている状態です。
BEFORE 施術前
乳房切除の手術はすごく大変だったそうで、死ぬ様な思いもしたそうです。
笑って話してくださるS様ですが、手術跡がいかに大変だったかを物語っています。
「このまま(乳輪がないまま)でも良いかと思っていたんだけど・・・」
確かにあまり見える場所ではないですが、男性として生きていくと、温泉施設やプール、いろいろな場面で上半身をさらすことも多いです。
やはり乳輪があったほうが自然ですね。
まずは大きさを決めます。
男性なので、乳輪は気持ち小さ目です。
実はマーキング通り、真ん丸には入れません。
真ん丸の乳輪じゃおかしいですからね。
少しいびつな位が自然です。
そして、どうなったかというと・・・
↓
AFTER 施術直後
施術食後で、しかも1回目なので、赤い乳輪に見えますね。
これは施術の刺激で赤くなっているので、赤い乳輪にはなりませんのでご安心ください。
形も赤みで真ん丸に見えますが、薄くなってくるとボケて真ん丸ではなくなります。
以前にくらべて、「普通の胸」な感じになりました。
痛みもあまり無かったようでよかったです。
同じ悩みを抱えた方(FTM)のお役に立てれば、とお写真の公開を快諾してくださいました。
S様ご協力ありがとうございました!