こんにちは、アートメイク担当です。
今回は乳輪のアートメイクのご紹介です。
センシティブな写真も出てきますのでご注意下さい。
大学病院からご紹介頂き、乳がんの手術にて片方の乳房を切除し、胸のふくらみのみを再建した方のアートメイクを行う事になりました。
(施術前)
胸のふくらみは手術で再建されましたが、乳輪乳頭が無い状態です。
乳輪乳頭の再建は色々な方法がありますが、今回はアートメイクで乳輪を再建させて頂く事になりました。
(乳頭の再建は最後に出てきます)
(マーキング)
まずは位置を決めていきます。反対側に合わせてバランスを考えながらデザインしていきます。
乳輪はまん丸ではないので、少し形もあえていびつにしながら自然にみえるようにして行きます。
(1回目の施術直後)
施術直後は赤みを帯びて濃くなりますので形もクッキリしますが、時間と共に落ち着くはずです。
(1回目の施術から3ヶ月経過、2回目の施術前)
薄くはなりましたが、色もいい感じです。
2回目でさらに濃さ、色、乳輪の大きさなど調整していきます。
そして、そして…2回のアートメイクののち、大学病院の方で乳頭の再建も行ってもらいました。
(完成形)
おお!乳輪乳頭が復活しました!
もちろん本物とは違いがあるかと思いますが、両目が揃ったかのように左右両方に乳輪乳頭がある事が素晴らしいです!
若干乳輪のアートメイクが薄くなってきているので、折をみてもう1回アートメイクを入れて濃さを揃えてもいいかもしれませんね。
長い道のりだったかと思いますが、やってよかった!と言って頂けて私も嬉しいです。
同じような状況の方の参考になれば幸いです。
S様ご写真掲載のご協力ありがとうございました。